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男性更年期障害1. 概要
男性の更年期障害は、加齢やストレスに伴う男性ホルモン(テストステロン)の減少によって引き起こされ、医学的にはLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)と呼ばれます。一般的に40代から徐々に増えてくるといわれています。
2. 原因
男性更年期障害の主な原因は、男性ホルモンであるテストステロンが減少したり、ホルモンバランスが乱れたりすることと考えられています。テストステロンが減少する主な原因は加齢です。しかし、近年は生活習慣や環境によっても、その分泌量が左右されることが分かっています。糖尿病や肥満症、メタボリックシンドローム、心血管疾患などの生活習慣病との関連も報告されており、テストステロンの少ない人はこれらの病気にかかりやすいともいわれています。
3. 症状
4. 検査・診断
① 問診
Aiging Males Symptom score(AMSスコア)
AMSスコアの合計点数により以下のように判定します。
17~26点:なし
27~36点:軽度 37~49点:中等度 50点以上 :重度 ② ホルモン検査
男性ホルモンであるテストステロンを測定することで診断します。テストステロンは日内変動があるため、採血は午前中がいいとされています。ただし臨床症状も重要であり、数値が正常であっても重度の症状が出る場合や、数値が悪くても全く問題ない場合があります。患者個々に対応していくことが必要となります。
5. 治療
薬剤
男性更年期障害の症状は男性ホルモンが低下するために起こるので、足りない男性ホルモンを補充することによって症状の改善を期待することができます。 効果がある人は投与直後から劇的に症状が改善します。
1)エナルモン注射剤 (ホルモン剤)
適切な投与量、投与間隔は個人によって差があります。合併症として、肝機能障害や多血症(血が濃くなりすぎること)が起こりえます。肝臓でホルモンが代謝されることと、男性ホルモン投与によって赤血球が増加することが原因です。そのため、投与前と投与中には定期的に血液検査が必要となります。
2)漢方薬
男性更年期障害(LOH症候群)は、加齢による男性ホルモン低下に起因する精神的・身体的および性機能関連症状を呈する状態であり、その治療の原則は低下した男性ホルモンの補充療法です。 しかし、症状があっても男性ホルモン値が低くないために、男性ホルモン補充療法の適応にならなかったり、 多血症、肝機能障害、PSA(前立腺癌の腫瘍マーカー)高値、睡眠時無呼吸症候群などのため男性ホルモン補充療法を行うことができない場合もあります。
他の選択肢としては。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)による加療が行われます。 3)生活習慣
日常の生活習慣を見直しましょう。健康的な生活を送ることも重要な要素となります。一般的には十分な睡眠、ダイエット、適度な運動、バランスのとれた食生活、禁煙や精神的なストレスを発散させることなどです。
※ 男性更年期障害、男性性機能障害に対する診察、検査、処方など保険診療とならないことをご了承下さい。
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