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医療法人 平野同仁会 救急・労災指定病院 岡山県 胃・大腸がん・乳がん精密検診施設

前立腺がん

1. 概要
 前立腺がんは比較的進行が遅いがんといわれています。そして、その発育に男性ホルモンが関与していることがわかっており、日本人男性で最も多いがんになります。高齢化社会になり、食事が欧米化したことなどが原因の一つとも考えられています。
2. 罹患率・原因
 前立腺がんの罹患率は、人口10万人あたり150人程度といわれています。前立腺がんのリスク因子は正確にはわかっていませんが、遺伝的要因、男性ホルモンの関与などが考えられています。
3. 生存率
 5年生存率は腎に限局しているがんであれば73~93%、腎周囲脂肪組織に浸潤するものでは63~77%、腎静脈や下大静脈内に腫瘍塞栓があるものまたは所属リンパ節転移のあるものでは38~80%、遠隔転移のあるものでは11~30%と報告は様々です。
 腎に限局する小さながんでは90%以上治癒するといわれていますが、5~6cmの腫瘍では20~30%、7~8cmの腫瘍では30~40%で再発を認めるといわれています。10cm以上の大きな腫瘍・転移のある場合の治療成績はより劣ります。
 また、発熱、著明な体重減少などの症状のある場合は、症状のない腎細胞がんよりも明らかに予後不良といわれています。
4. 症状
 前立腺がんは早期ではほとんど症状がありません。前立腺肥大症の症状(尿が出にくい、残尿感がある、夜間何度もトイレに起きるなど)で受診して診断されることがありますが、最近では健康診断でPSA(前立腺特異抗原)の異常値を指摘されて診断される機会が増えています。
5. 検査・診断
① PSA検査
人間ドックなどの健康診断をはじめ、診察のときに最初に行われる検査です。前立腺から分泌される糖タンパク質で、症状がない小さながんを見つける契機になります。 しかし、PSA値は前立腺がんだけでなく、前立腺肥大症や前立腺炎、射精などによっても上昇することがあります。
② 直腸診
肛門から指を挿入し、前立腺を触診します。
③ 前立腺生検
前立腺の組織検査で確定診断となります。肛門から超音波検査の器械を挿入して、超音波画像を見ながら生検針で組織を採取します。
④ 画像検査
組織検査の結果、前立腺がんの診断がついたら、MRI、CT、骨シンチなどの画像検査によりがんの広がりや転移の有無を検査します。
前立腺がんMRI
※前立腺がんのMRI画像
前立腺がんのステージ分類
※前立腺がんのステージ分類
 「出典:国立がん研究センターがん情報サービス」
6. 治療
 限局性前立腺がん(転移がなく、がんが前立腺内にとどまっている)の場合、手術または放射線治療で根治が望めます。転移がある場合、根治治療は難しく、がんの進行を抑制する治療となります。
① 手術
 前立腺と精嚢、骨盤リンパ節を一塊として摘出する根治的治療です。前立腺を摘出して、膀胱と尿道を吻合します。主な合併症としては尿失禁、性機能低下などがあります。
② 放射線療法
 前立腺に放射線を照射して治療します。前立腺に限局したがんが適応で、手術に近い治療効果が期待できます。従来の放射線治療に加え、陽子線や重粒子線も保険適応となっております。放射線療法はその方法により(1)外照射と(2)内照射とに分けられます。

1)外照射療法
 体の表面から放射線を照射する治療です。合併症としては照射皮膚面の放射線障害、膀胱刺激症状(血尿、頻尿、排尿時痛など)、直腸障害、排尿障害、勃起不全などがあります。
2)組織内照射療法
 放射線が出る小さなカプセルを前立腺の中に数十個埋め込む治療です。外照射療法との併用や内分泌療法と併用されることがあります。
③ 内分泌(ホルモン)療法
 前立腺がんの多くの部分は、男性ホルモンの存在下で発育することが知られており、男性ホルモンを体の中から取り除くことでがんの発育を抑制することができます。転移巣があり病状が進行している方や高齢の方、また手術や放射線治療後に再発した患者さんなどに対してこの治療を施行します。内分泌療法の副作用は、女性ホルモンが優位になることから、男性更年期障害がみられます。急なほてりや勃起不全、乳房痛などが代表的な症状です。その他、長期に使用した場合は、骨粗しょう症、心血管系疾患、糖尿病などを発症することがあります。
④ 化学療法(抗がん剤治療)
 ホルモン治療の効果がなくなり、去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)へと進行した場合に行われます。CRPCに対する新規薬剤も開発されてきています。
⑤ PSA監視療法(アクティブ・ サーベイランス)
 低リスク前立腺がん(がんの悪性度が低く、進行が軽度の場合)積極的な経過観察を選択することもできます。定期的にPSA値を測定し、1~2年に1回程度は生検でがんの進展がないか確かめます。がんの進行が疑われる場合には治療を開始します。

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